健康経営優良法人認定制度・大規模法人部門(ホワイト500)とは?

健康経営優良法人認定制度・大規模法人部門(ホワイト500)とは?

健康経営優良法人認定制度・大規模法人部門(ホワイト500)とは?

健康経営優良法人認定制度・大規模法人部門(ホワイト500)は、以下の基準を定義しています。

  • 製造業その他:301人以上
  • 卸売業:101人以上
  • 小売業:51人以上
  • 医療法人・サービス業:101人以上の法人

大規模健法人部門の認定基準詳細

健康経営銘柄と同様のフレームワークをもとに以下の認定基準を選定しています。なお、本認定基準は健康経営銘柄選定の必須項目としても設定されています。

健康経営優良法人(大規模法人部門)の認定基準

健康経営銘柄と同様のフレームワークをもとに、以下の認定基準を設定。なお、本認定基準は、健康経営銘柄選定の必須項目としても設定する

大項目 中項目 小項目 評価項目 認定要件
1. 経営理念((経営者の自覚) 健康宣言の社内外への発信 必須
2. 組織体制 健康づくり責任者が役員以上 必須
3.制度・施策実行 従業員の健康課題の把握と必要な対策の検討 健康課題の把握 (1)定期検診受診率 左記(1)〜(14)のうち11項目以上
(2)受信勧奨の取り組み
(3)ストレスチェックの実施
対策の検討 (4)健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)
健康経営の実施に向けた基礎的な土台づくりとワークエンゲイジメント ヘルスリテラシーの向上 (5)管理職又は一般社員に対する教育機会の設定
ワークライフバランス (6)適切な働き方実現に向けた取り組み
職場の活性化 (7)コミュニケーションの促進に向けた取組み
従業員の心と身体の健康づくりに向けた具体的対策 保健指導 (8)保健指導の実施及び特定保健指導実施機会の提供
健康増進・生活習慣病予防対策 (9)食生活改善に向けた取組み
(10)運動機会の増進に向けた取組み
(11)受動喫煙対策
感染症予防対策 (12)従業員の感染症予防に向けた取組み
過重労働対策 (13)長時間労働者への対応に関する取組み
メンタルヘルス対策 (14)不調者への対応に関する取組み
取組みの質の確保 専門資格者の関与 産業医又は保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与 必須
4. 評価・改善 取組みの効果検証 健康保持・増進を目的とした導入施策への効果検証を実施 必須
保険者との連携 健康保険組合等保険者との連携
5. 法令遵守・リスクマネジメント 従業員の健康管理に関連する法令について重大な違反をしていないこと(自主申告) 必須

出典:データヘルス・健康経営を推進するためのコラボヘルスガイドライン厚生労働省保険局