世界各国のオーガニック食品消費量・売上ランキング
国毎にオーガニック食品に対する意識って違うの?
1人当たりの年間有機農産物の消費額を見ると、スイスやデンマークなどのヨーロッパ諸国がダントツで高く、約180~270ユーロ(120円/ユーロ)となっています。
同様にアメリカ、オーストラリアも120~177ユーロと高く、有機食品に対する国民の意識の高さがうかがえます。
また、アメリカの有機食品売上は世界全体の半分近くを占めています。
オーガニック食品への意識が高いドイツ、フランスでは、有機食品を専門で取り扱っていない小売店での売り上げが上昇しており、アメリカの後を追う形となっています。
日本のランキングは?
世界における日本のオーガニック食品売上ランキングは13位と高くありません。
日本においても専門店も増え、オーガニックへの意識が高まりつつあるとは言え、世界的に見ると日本はまだまだ実際にその消費量が増えるところまで浸透しているとは言い難い状況です。
オーガニック食品の持つ魅力に着目しその社会的な理解がより増したとき、グローバルのオーガニック市場における日本の立ち位置も変わっていくことは想像に難くありません。
<参照元>
・FiLB、IFOAMの資料「the world of organic agriculture statistics and emerging trends 2019」