福利厚生のカフェテリアプランとは?導入企業増加の理由を解説!
「導入企業」が回答企業に占める割合
年度 | 回答企業数(社) | 導入企業数(社) | 割合(%) |
2002 | 700 | 30 | 4.3 |
2003 | 714 | 46 | 6.4 |
2004 | 661 | 52 | 7.9 |
2005 | 645 | 65 | 10.1 |
2006 | 637 | 68 | 10.7 |
2007 | 668 | 74 | 11.1 |
2008 | 680 | 81 | 11.9 |
2009 | 701 | 85 | 12.1 |
2010 | 710 | 87 | 12.3 |
2011 | 688 | 93 | 13.5 |
2012 | 679 | 97 | 14.3 |
2013 | 674 | 95 | 14.1 |
2014 | 645 | 96 | 14.9 |
2015 | 667 | 104 | 15.6 |
2016 | 676 | 103 | 15.2 |
2017 | 658 | 97 | 14.7 |
参照元:一般社団法人日本経済団体連合会「第62回 福利厚生費調査結果報告 2017年度(2017年4月〜2018年3月) 」
意外と知られていない福利厚生サービスのひとつ「カフェテリアプラン」。皆さんはご存知でしょうか?
カフェテリアプランとは
カフェテリアプランとは、企業に属する従業員のニーズに合ったメニューを提供できる「選択型の福利厚生サービス」です。
企業から従業員に対して付与される一定のポイントを、企業ごとにカスタマイズされた様々な福利厚生メニューの中から、従業員が自由に選択し、利用できるものです。
カフェテリアプランの導入企業の状況
上図は、カフェテリアプランを導入している企業数の推移を表したものです。
2002年は導入企業30社(回答企業の内4.3%)でしたが、2017年には97社(回答企業の内14.7%)と3倍以上にもなり、年々増加傾向にあることが分かります。 現在、なぜ導入企業が増え続けているのでしょうか?
カフェテリアプランを導入すべき理由
カフェテリアプランには、
・多様化するライフスタイルや価値観をもつ従業員個々のニーズに柔軟に対応できることでの「従業員の満足度向上」
・限られた予算内でコスト管理、運用がしやすくなることでの「コスト抑制」
・公平に贈呈されたポイントから従業員が福利厚生サービスを自由に選択し利用できる「平等性」
というメリットがあります。
カフェテリアプラン運用に向けて
従業員のニーズの多様性への対応が可能となるカフェテリアプラン。福利厚生費の削減や従業員の満足度向上が求められる現在の社会背景の中、導入企業が年々増え続けているのも納得です。
「使う人は頻繁に使うが使わない人は全く使わない」、「使われているものに偏りがある」など、従来の福利厚生サービスにあった問題解消にも繋がります。ぜひ一度、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
<参考文献>
・一般社団法人日本経済団体連合会「第62回 福利厚生費調査結果報告 2017年度(2017年4月〜2018年3月) 」