オーガニック(有機食品)の購入者分布

オーガニック(有機食品)の購入者分布

オーガニック食品ってどの世代で多く買われているの?

オーガニック食品の購入金額(月額)に対して、消費者を「H(high)層」「M(middle)層」「L(low)層」に分類し、それぞれの層の消費実態を見てみましょう。※消費者分類

  • H層……月間購入金額15,000円以上
  • M層……月間購入金額5,000円以上~15,000円未満
  • L層……月間購入金額5,000円未満

H、M、Lのどの層でも、意外にも男性のシェアが多いことが分かります。月間の購入金額が最も大きいH層では、男女半々に近いスコアが出ています。中でも60代男性(13.8%)は60代女性(12.5%)よりもシェアが大きく、H層全体でも最大のシェアを持ちます。

購入する理由は?

H、M、Lの各層における購入動機を見てみると、購入金額が上がるほど「自身の健康や安全性ため」から生産者など「他者のため」、そして環境保全などの「地球のため」へとシフトしていっています。購入金額が上がるにつれて、購入動機も変化しているようです。

どこで買っているの?

上記の表を見ると、オーガニック食品の購入額が小さいL層はスーパーマーケットでの購入が多く、M層、H層の人たちは宅配での購入の比率が高くなっています。理由としては、下記の表からも読み取れるように、情報を入手した場所で購入することが挙げれています。

もともとの生活の中にある購入場所に近いところでオーガニック食品の情報を入手し、そのまま購入意欲に繋がっているのかと思われます。皆さんはオーガニック食品をどんな場所で購入していますか?

お店でよく購入されている方はWEBサイトやSNSなどで販売されているオーガニック食品を探してみるのも面白いと思います。食べてみたい!と思えるオーガニック食品と新たな出会いがあるかもしれません。

参照元:電通CDC・オーガニックヴィレッジジャパン発刊『オーガニック白書』